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建築用語に登場する動物たち

  • 執筆者の写真: sogoueta
    sogoueta
  • 2022年1月20日
  • 読了時間: 2分

先日、

一輪車ってなんで「ねこ」って言うんですか?

という素朴な質問から、いろいろと調べてみました


「ねこ」

一輪車=ねこぐるま を略して「ねこ」

8つくらいの諸説あるみたいですが



一番しっくり来たのは

現場で橋渡しのように使う足場板を「ねこ足場」と呼んでいた

その上を通るので「ねこぐるま」と呼ぶようになった


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「キャットウォーク」

高所に設置された設備の点検のために設けられた狭い通路の事

住宅では吹抜けの窓を開閉するためなどに設けられるが

愛猫のために設けることも増えてきました


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「いぬ」

犬と言えば 「犬走(いぬばしり)」

建物の外周を囲うように砂利を敷いたり

コンクリートを打ったりしたもので幅は45cm~60cm

犬が通れる幅しかない道という意味合い

主に構造物を雨などから保護するために設けられる


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犬は走って猫は歩く、面白いですね

「さる」

「モンキーレンチ」

先端部分が猿の横顔に似ているから

ツイッターに写真が出てました

まさにその通り

道具の設計が「モン・キー」さんだった説もあるみたい




「上げ猿・落とし猿・横猿」

木製建具の鍵のこと

猿は物をとれば決して話さないことから

鍵の名前として使われてきました


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「うま」

「馬」 作業台の事

4つ足で馬の形に似ている所から来ている

上に物を載せるのに馬がよく使われていたことからもきている



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「かも」

「鴨居(かもい)」

引き戸などの上枠の事、

戸が通る溝が付いている横木の事


なぜ鴨なのか 

鴨は水鳥で水を連想させます

建物の防火の願いに通じているそうです。


戸が外れないように噛んでいる(噛む居)が変化してカモイとなった

鴨は当て字説もあるみたいです

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こうやって見るとたくさんの動物が建築用語に使われています 改めて調べてみると面白いですね(≧▽≦)

第2段あるかもです・・・


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