賃貸などで部屋の大きさを
よく〇畳とか書かれているのを目にすると思います。
同じ畳数でも面積が違うことがほとんどという事実を皆さんご存じでしょうか?
一般的に畳の枚数を数えて〇畳といいますが
実は地域や用途によって畳の大きさが違うのです。
畳の大きさの種類は
御所畳 212×106cm 皇居などに使用されているそう
高野畳 200×100cm 高野山に使用
昔畳 197×98.5cm 本京間畳とも呼ばれたもの
メートル畳 192×96cm 日本工業規格にあげられている
京畳 191×95.5cm 本間(ほんけん)・関西間と呼ばれている
田舎間畳 176×88cm 関東間・江戸間と呼ばれている
とまだまだたくさんあります。
単純に面積で比較すると
京間は江戸間の1.17倍あり、
江戸間の6畳は京間だと5.1畳しかないので結構違いますよね~。
昔は、身分によって畳の大きさまで規制されていたこともあるそうです。
物件を探すときは畳数ではなく。面積で考えましょう(^▽^)/
畳の敷き方にも 吉と凶があり
平素・お祝い時は吉の敷き方
不幸・不祝儀の時は 凶の敷き方
と状況に応じて敷き変えていたそうです。
床の間の前は平行に敷く
床の間なければ、畳の長手を出入り口と平行に敷く
畳の角を四つ集めない
などの決まり事もあります。
畳の縁もたくさんの種類があります
畳の角の摩耗を防ぐ、敷いたときの隙間をしめるために
畳の長手方向に付けられます。
最近では縁なし畳も人気ですね(⌒∇⌒)
ちなみに半畳の縁なし畳のことを琉球畳と言われることが多いのですが
本当は間違いで、琉球表(とっても丈夫)を使った畳のことを琉球畳と言います。
畳の上を歩くときは足をすらない、畳の縁を踏んではいけない
部屋に入るときは右足から 出るときは左足から
といった作法も有名ですね。
最近では畳の無いお家も多くなってきましたが
昔からある、畳のある暮らし僕は大好きですね(⌒∇⌒)
今日は畳の話でした
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